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光触媒とは?

『光触媒って聞いたことあるけど何なのかよくわからない』『光触媒という言葉を聞いたことがない』という人が多いかもしれません。光触媒とは、その名のとおり光があたると化学反応がおこる(触媒になる)物質のことをいいます。
(触媒:自身は反応の前後で変化することなく特定の化学反応の速度を速める物質)
光合成

光触媒というとなんだか難しく感じるかもしれませんが、実はとても身近な存在です。
光触媒コーティングに使われている酸化チタンは、昔から化粧品や食品添加剤(白色顔料)として使われてきましたし、植物の光合成も光触媒反応の一種です。(葉緑素のクロロフィルが光触媒)

光触媒の種類

光触媒と呼ばれるものは多数ありますが、光触媒製品によく使用されている光触媒は主に下記の2種類です。

酸化チタン

酸化チタン

酸化チタンは光触媒の材料として最もよく使われている物質で、昔から化粧品や食品添加剤(白色顔料)にも使われているくらい安全でなじみの深い物質です。
反応する光の種類によって『紫外光応答型』と『可視光応答型』に分類されます。

酸化タングステン

可視光応答型光触媒製品によく使われている光触媒です。

光の種類

光はその波長によって、紫外光線や可視光線・赤外線などに分類されます。

紫外光線

『紫外光応答型光触媒』は紫外光線があたると光触媒反応が起こります。

一般に『紫外線』と呼ばれる光のことで、可視光線より波長が短く(約10nm~400nm)人間の目に見えない光のことをいい、太陽光に多く含まれます。

可視光線

『可視光応答型光触媒』は可視光線があたると光触媒反応が起こります。

光の中でも人間の目に見える波長(約400nm~800nm)の光のことをいいます。
太陽光に含まれるもののほか、室内照明の光などがこれにあたります。
光の波長域